「銀の匙」200点の原画並ぶ展覧会が本日開幕!作画の参考資料やメイキングも公開
荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」の連載開始から10周年を記念した展覧会「銀の匙 Silver Spoon展」が、本日3月8日より東京・松屋銀座8階のイベントスクエアで催されている。
約200点の直筆原稿やカラー原画が並ぶ今回のイベントは、「銀の匙 Silver Spoon」にとって初の大型展覧会。エントランスを抜けると、中央にスプーンが配置された大きなスクリーンが設けられており、作中のセリフとともに「銀の匙」の登場人物が映し出されている。キャラクター紹介コーナーの先では、「春」「夏」「秋」「冬~四季」のゾーンに分けて、それぞれの季節に沿ったカラーイラストや原稿の数々を展示。荒川のコメントが記された「荒川メモ」とともに鑑賞を楽しめる。さらに物語の主人公・八軒勇吾の「名台詞コーナー」や、物語を振り返る映像を投影した「エゾノー青春シアター」も登場。作画の参考資料となった小物や写真、単行本の表紙を飾った原画、単行本の特典として制作されたグッズなども並んでいる。また今回の展示のために描き下ろされたイラストのメイキングムービーが上映されているほか、来場記念の撮影スポットも用意された。
そのほか物販コーナーでは「展覧会開催記念公式原画集『銀の匙彩色画集』DVD付特別版」や、荒川の直筆サイン入り複製原画といったアイテムに加え、「農作業タオルセット」「大蝦夷神社 特製おみくじ」「スプーンフォークセット」「豚丼ぬいぐるみ」「ぱっくんメモ」などのグッズをラインナップ。“エゾノーの青春”をお家でも堪能できるアイテムの数々が用意されている。なお「銀の匙 Silver Spoon展」東京会場は3月21日まで展開。会期中の入場方法および最新の開場時間などの詳細は、展覧会の公式サイトを確認しよう。
(c)荒川弘/小学館